美食の国フランスがビールに目覚めた!
みなさんこんにちは。
美味しいものとフランス大好き、 せしぼん土屋 です。
全国1億2000万のファンのため、フランスからビールを輸入しています。
せしぼんはフランスビールを世に広めるため、イベントによく出ます。
日比谷公園とかさいたまアリーナとかでやってるビールのイベントですね。
会場に来られているお客様からよく言われるのは、
「フランスのビールって珍しいですよね」
「珍しくないわい!」
と思った人は相当なフランス好きか贔屓が過ぎる人です(笑)
せしぼんは贔屓目なく「珍しくないわい」と思ってます。
そう、実は決して珍しいものじゃないんですよ。
フランスには古くからビール造りの文化があって、独自のスタイルを持っています。
ビール醸造所はなんと1022箇所(2017の統計)もありますし。
決して珍しいものじゃないんです。
そんなにビール造っているところがあるのぉ? と思っている人もいらっしゃるかとは思いますが・・・
じゃーん。
これ、フランスのビールに関する公式の資料です。
いいでしょ~。
この本、3万ぐらいしました。><
どうしても欲しかったので買ったんですが、興味本位で買うレベルじゃありません。
プロ向けにしか出回っていないというのもありますが、
日本で持ってる人、せしぼんくらいであろう。
レア本です。
まぁ、そんなことはどうでもいいです。
ちゃんと組合があって、正確な数を調べてる人がいるんですね。この暇人め
公式の資料には、1022箇所と書かれています。
これ、国土に対してどのぐらいの比率なのか。
気になったので、調べてみました。
フランスの国土は643,800k㎡。それに対して醸造所数が1022箇所です。
比率でいうと537k㎡に対して1か所になります。
比較のために、ビール超大国アメリカも調べてみました。
醸造所5301を数える世界一のアメリカさんと比べるなんて・・・
と思いましたが、意外なことにアメリカは1797k㎡に1か所。
つまりアメリカの方が土地は余ってる、フランスでビール造っているところは、土地の比率から見て多い、他の国と比べても実は身近な存在ってことです。ワインは有名ですが、ビール工場もたくさんあるじゃん、ということなんですね。
にもかかわらず、知られていない、珍しいと言われてしまうこの残念さ加減。
せしぼん、大いに頑張らないといけないと思わされる瞬間です。
なぜ「珍しい」と言われてしまうのか。
ズバリ
日本で販売されている種類が少ないからでしょう!
およそ30種類ほどしかありません。
ワインのイメージが強いからなのか、ビールはドイツとかアメリカのものだと思われているのかはわかりません。
1022箇所でビールが造られていることから考えると、ちょっとびっくりですね。
フランスではカフェでもビストロでもビールがたくさん飲まれています。
昨年、パリのビール専門店に行ったときには、7割がフランス産ビールでした。数年前は2割だったフランス産ビールが、とんでもなーく増えているそうです。
フランス国内でもどんどん身近な存在になっているビールが知られていないのは、なんともったいない話です。
たくさんあるフランスのビール、日本にもっともっと紹介していきたいですね。
フランスビールが「珍しい」なんて言わせたくない!!
いつしか「フランスのビール、ジャンランって美味しいよね」って会話がふつーに聞けるように、情報発信がんばりますよー。
今日はここまで。
フランスは言わずと知れたワイン大国。しかし、実はビールの醸造も盛んな国であることをご存知でしたか?フランスのビールのブルワリー数は2012年の時点で約380社(日本地ビール協会発表。ちなみに米国は同年で約2,050社、日本は約260社)、世界的に見ても第3位のブルワリー数を誇るビール産出国なのです。
フランスビールは醸造所数、世界3位ながら、地産地消、小規模運営のこだわりで輸出がありませんでした。
日本の大手ビール業者も取引試みがあったようですが、「本物を丁寧に広めたい」という私たちの思いが通じ、上質な8種類を輸入しているのはプリュヌだけです。
どのレストランでもよいわけではなく、フランスビールを提供してくれる上質なお店をフランスのメーカーと厳選しています。
世界第四位のブルワリー数を誇る“ビール大国フランス”。
海外への流通がほとんど無いためそのような印象はあまりないかも知れません。
ですがフランスビールの歴史は深く<ビエールド・ギャルド>という独自の製法で作られ地元の方々に愛され続けています。
私たちのイメージでは“フランス人はみんなワインを飲んでいる”というものが強いと思います。
しかし、実際にはビールやウイスキー、リキュール等、ワインに限らず色々なアルコールを楽しんでいるのです。
ベルギーに隣接する北フランスで古くから飲まれているスタイル。
農家が冬から初春にかけてビールを造り、木樽で発酵させて、セラーで貯蔵させて飲む自家製ビールが発祥です。
フランスビールは40日前後の低温貯蔵期間を経ているため、味わいに落ち着きがあるビールになります。
のど越しを楽しむより食事と一緒に“味わって飲んで”頂きたいビールです。