美食の国フランスがビールに目覚めた!
「ビールのカクテルみたい」
「甘くて飲みやす~い」
「色がきれ~い」
インスタ映えを狙っているわけではありませんよ。
もちろん、こういう色合いのビールを造ってくださいと頼んだわけでもありません。
もともとなんです。そーなんです、もともとこういう色合いできれいな赤いビールだったんです。
皆さんこのビールを見てまず驚かれるのが、この明るい赤色なんです。
ビールといえば金色の飲み物、そう思っている人は多いのではないでしょうか?こうしてみますと黄色から黒まで、実に多彩な色合いがありますが、特にフルーツを使うビールでは、そのフルーツの色が強く反映される場合があります。このビールもそうですね。
このきれいな赤い色のビールは素敵ですよね?女性を中心に楽しまれているところを見ると、惹きつける色というのはとても重要だなとつくづく感じさせられます。
イベントでこのビールを注いでいるときには他のビールと比べてもいつもより視線を感じると言いますか、「見られているな」という気がいたします。しかし、注目されているのはワタクシではないのです...残念。(笑)
ともあれ、
「注いでいるところを、写真撮っても良いですか?」
というお客様の言葉の中に、このビールの色合いに対する感動と、これから味わう美味しさへの期待が込められていることを実感します。
アルドウェン・チェリーの良いところ・・・・
それは当然ながら色だけでなく味も良い、という事です。
一口飲んだ後に
「甘くておいしい~」
とおっしゃる方のなんと多いことか。
分かってはいますが、ワタクシの愛するビールたちを褒めていただけるのはとてもうれしいものですね。
フレッシュなチェリーの果汁を使って造られる味わいは、甘みと酸味のバランスが絶妙。軽やかな飲み口なので、スーっと飲めてしまいます。
このビールの面白いところは、ベースとなるビールと果汁をミックスさせた後、熟成をさせているという事でしょう。
酸味がまろやかに感じられ、甘さも自然な甘さで程よいので、
「また飲みたい」
という思いにさせられます。
以前、こんなことがありました。
イベントでこのビールを飲んだ男性のお客様が「最後の一杯、最後の一杯」と言いながら、その後もたびたび来られてはご注文していくのです。(笑)お話を伺ってみると、「どうにもこのビールが気に入ってしまった、家族のためにもって帰りたいのだが方法はないか?」というのです。
この日は販売用の瓶ビールがありましたので、そちらをお買い上げいただきました。ここまで惚れ込んでもらえたら、ビールもワタクシも幸せです♪しかも、自分のお土産ではなく、家族のためのお土産だとおっしゃるではないですか!こういうステキなお話は本当にうれしくなりますよね。
ビールを輸入するに当たっては、我々もプロとしてその品質について厳正な判断をいたします。心底ビールにほれ込み、これぞというものをご紹介させて頂いています。ですから、その思いに答えて惚れ込んでくださる方がいらっしゃることは本当にうれしい事です。
もっともっと多くの人に、フルーツのビールでこんなにおいしいビールがあるのを知ってほしいという気持ちにさせられますね。
これで最後の一杯、のはずがついもう一杯、と飲み進んでしまうのは、きっとこのビールを飲むたびに新しい発見があり、見た目だけではない不思議な魅力に引き込まれてしまうからでしょう。
色、味、そのほかにもいろいろな魅力を発見しながら、ぜひこのビールを楽しんでください。
きれいな色合い、そして口当たりの良さとバランスの良い甘さで飲みやすいこのビールですが、食べ物との組み合わせによって、さらに楽しんでいただくことができます。
実はこのビールを造っているメーカー「アルドウェン」は醸造所にレストランを併設しています。フランスに行った際、実際にそこで食事をしたのですが、ジビエと新鮮なフォアグラ、そしてポテトフライとの相性が非常に良かったのを記憶しています。
ほかにもローストビーフやパテを乗せたカナッペ、チェダーやゴーダなどのチーズとも相性が良いと思います。ちょうど、フランス料理が肉料理などにしてフルーツのソースを合わせるように、このビールの持つ甘みと酸味が、お肉の塩気、脂のうまみを引き立ててくれます。
ビールだけでも楽しめますし、オードブルと一緒でも楽しめてしまう。流石は美食の国のビールですね。
フランスは言わずと知れたワイン大国。しかし、実はビールの醸造も盛んな国であることをご存知でしたか?フランスのビールのブルワリー数は2012年の時点で約380社(日本地ビール協会発表。ちなみに米国は同年で約2,050社、日本は約260社)、世界的に見ても第3位のブルワリー数を誇るビール産出国なのです。
フランスビールは醸造所数、世界3位ながら、地産地消、小規模運営のこだわりで輸出がありませんでした。
日本の大手ビール業者も取引試みがあったようですが、「本物を丁寧に広めたい」という私たちの思いが通じ、上質な8種類を輸入しているのはプリュヌだけです。
どのレストランでもよいわけではなく、フランスビールを提供してくれる上質なお店をフランスのメーカーと厳選しています。
世界第四位のブルワリー数を誇る“ビール大国フランス”。
海外への流通がほとんど無いためそのような印象はあまりないかも知れません。
ですがフランスビールの歴史は深く<ビエールド・ギャルド>という独自の製法で作られ地元の方々に愛され続けています。
私たちのイメージでは“フランス人はみんなワインを飲んでいる”というものが強いと思います。
しかし、実際にはビールやウイスキー、リキュール等、ワインに限らず色々なアルコールを楽しんでいるのです。
ベルギーに隣接する北フランスで古くから飲まれているスタイル。
農家が冬から初春にかけてビールを造り、木樽で発酵させて、セラーで貯蔵させて飲む自家製ビールが発祥です。
フランスビールは40日前後の低温貯蔵期間を経ているため、味わいに落ち着きがあるビールになります。
のど越しを楽しむより食事と一緒に“味わって飲んで”頂きたいビールです。