美食の国フランスがビールに目覚めた!
「ワールド・ビア・アワードで金賞取ったよ!」
メーカーのオーナー、マチュー氏が喜びの声を受賞後すぐに届けてくれたのを今でも覚えています。
ちょうど2016年秋のことでした。
2016年は世界的に「セゾン」部門が注目されていた時期でもありました。多くのメーカーがセゾンを造り、コンテストに出品していました。そのなかでの最高賞を取ったという事実!
「アノステーケ」ブランドが好きな全ての人にとって、本当にうれしい出来事ですよね!
また、「セゾン」というビールはフランスの北部フランドル地方発祥のビールになります。フランドル地方はメーカーの人たちのルーツなのです。そのビールが受賞というのは本当に素晴らしいことです。
この「アノステーケ・セゾン」は「アノステーケ」ブランドのビールらしく、ただのすっきり味、のど越しだけで楽しめるビールではないよ、というところもポイントが高いです。フルーティな香り、程よい苦みとまろやかな口当たり、そしてバランスの良い麦芽の味わいは最初の一杯にとてもオススメです。
「セゾン」というビールは「ビエール・ド・ギャルド」同様、ビールを造った後に熟成させるビールになります。夏場ののどの渇きを潤す飲み物として発展したこの「セゾン」は、柔らかな口あたりと麦芽の優しい味わいを感じ、やや明るめの色合い、そしてスパイシーなニュアンスが感じられるというのが特徴です。するすると飲めるセゾンの口当たりの良さは、暑い時期にもおすすめなのです。
「アノステーケ・セゾン」はメーカーの中で最も成績優秀、彼らの故郷の伝統的ビアスタイルを追求した逸品です。これまでのメーカーの努力がここに集約され、結果として高い評価を受けております。
「アノステーケ・ブロンド」のような個性はないですが、その分多くの人に喜ばれそうな、最初の一杯に喜ばれそうなビール、それが「アノステーケ・セゾン」です。ファンだけでなく、全ての人にオススメです。また、飲まれた方に必ず「これは美味しいね」と言っていただけるビールではないかと思います。
苦みが穏やかなのでポテトフライやパンは相性が良いですし、バターを使った料理、例えば魚介類のソテーとか、ムール貝のワイン蒸しと合わせて、フランドル地方を満喫するのも良いでしょう。いずれにしても世界最高峰のセゾンビールが楽しめるわけですから、食べ物もちょっと奮発して、美味しいものと一緒に食べると、ビールもより一層楽しめる事でしょう♪
素晴らしいビールを造り続けるビールメーカー「アノステーケ」の自信作。
それがコンテストでも評価されたのは非常にうれしいことです。もちろんこれから楽しもうとしておられるすべての人に、末永く楽しんでいただける、おいしいビールです。是非お楽しみ下さい。
フランスは言わずと知れたワイン大国。しかし、実はビールの醸造も盛んな国であることをご存知でしたか?フランスのビールのブルワリー数は2012年の時点で約380社(日本地ビール協会発表。ちなみに米国は同年で約2,050社、日本は約260社)、世界的に見ても第3位のブルワリー数を誇るビール産出国なのです。
フランスビールは醸造所数、世界3位ながら、地産地消、小規模運営のこだわりで輸出がありませんでした。
日本の大手ビール業者も取引試みがあったようですが、「本物を丁寧に広めたい」という私たちの思いが通じ、上質な8種類を輸入しているのはプリュヌだけです。
どのレストランでもよいわけではなく、フランスビールを提供してくれる上質なお店をフランスのメーカーと厳選しています。
世界第四位のブルワリー数を誇る“ビール大国フランス”。
海外への流通がほとんど無いためそのような印象はあまりないかも知れません。
ですがフランスビールの歴史は深く<ビエールド・ギャルド>という独自の製法で作られ地元の方々に愛され続けています。
私たちのイメージでは“フランス人はみんなワインを飲んでいる”というものが強いと思います。
しかし、実際にはビールやウイスキー、リキュール等、ワインに限らず色々なアルコールを楽しんでいるのです。
ベルギーに隣接する北フランスで古くから飲まれているスタイル。
農家が冬から初春にかけてビールを造り、木樽で発酵させて、セラーで貯蔵させて飲む自家製ビールが発祥です。
フランスビールは40日前後の低温貯蔵期間を経ているため、味わいに落ち着きがあるビールになります。
のど越しを楽しむより食事と一緒に“味わって飲んで”頂きたいビールです。